2013-03-28 つらいこと つらつら 母を訪ねた。 眠っていたのでそばに座って本を読む。 ふと目を上げると、母がじっとこちらを見ていた。 しばらくみつめあった。 …私がわかるだろうか… 今日は私の名前は呼ばないかわりに、 「なんか辛いことがあるん?」 …あなたのことです… 「しごとがね、忙しいから」 …ここにくるのが、とても辛いのです… 母だからこそ娘の辛い顔がわかったんですね。 母の面倒を見ていた姉も入退院の日々。 私よりもっと心が痛むだろう。 …うちに帰りたい、と …母は言わなくなった