誘われてパリ〜フロイト絶賛のノートルダム
2015年1月、ここはパリ。
シテ島の中州にあるノートルダム大聖堂の塔の上からセーヌ川を臨む。
Cathédrale Notre-Dame de Paris
大聖堂の塔に入る為に、この寒空の下、2時間以上も
重厚なフェンスの横に並び、順番待ちをしました。
長い行列は牛歩の如く、遅々として進まず、
前は熱々のカップルが目の毒だし、後ろはアジアの若者たちが騒ぐし、
道路をはさんだ向かいのカフェに何度も飲み物調達に往復する白人は
おちつきなくウロウロし、彼は結局リタイアしてしまいました。
いざ、いろんな国の辛抱できる人だけに許された入塔です。
「ノートルダムのせむし男」で有名な鐘撞塔を上ります。
387段の螺旋の階段、鐘塔まで69メートルの高さだそうです。
前も後ろも人が途切れることなく迫り、休むことも叶わず上り続けました。
上りきったら、心臓破れました。
と思ったら、まだ途中でした。
ここにはショップがありましたよ。途中休憩です。
北鐘塔から南鐘塔へ、そこからまた階段が残っていました。
ガーゴイル(シメール、キマイラ)の向こうの空に向かって、
願掛けしました。
国際協力お願いして、「いいことありますように…」祈
頬杖ついたり、口ぽかんと開けたり、ご愛嬌のガーゴイル。
悪霊を外に出す魔除けの怪獣なので、口を開けているのかも。
この北と南を結ぶ回廊は「キマイラの回廊」といいます。
何ビックリして、眼を剥いてるのか?
お疲れさまでした。やれやれ、やっと下りてきました。
ここは、パリから各地への距離を表すときの起点となっています。
左側が北鐘塔、右が南鐘塔。
北から南の通路には人がみえるのですが、分りませんね。
この行列は教会の中に入る為の順番待ちです。
信徒の方もおられるので、静かに静かに。
ヨーロッパってどこの教会も写真撮れるのですね。
カメラのシャッター音OFFにしました。
この大聖堂はセーヌ河岸の世界文化遺産の一部に含まれています。
言葉です。
およそ200年もかけて建立され、600年もの歴史があるとされ、
初期ゴシック建築の最高傑作といわれています。
詳しくなくてすみません。興味のある方は調べてくださいね。
Wikipediaによると、ナポレオンはここで戴冠式をしたそうです。
心理学者ジークムント・フロイトは留学に来た際に観光で立ち寄り、
美しさに感動してここの塔に2度上り! 後の妻となる女性に
聖堂の写真を土産にしたとのことです。
全体像は撮れなかったので、
Wikipediaほか3枚お借りしました。
見る角度によって驚く程印象が変わりますが、
どれも美しいですね。
…ノートルダム入塔は
…若者向きのコースでした
霧に煙るエッフェル塔
…日本に帰った翌日
…エッフェル塔近くで起きた
…シャルリ襲撃事件のニュース
…しばし呆然としました
…パリは素敵
…だけど国をあげて
…お掃除プロジェクト
…立ち上げないとね
…きれいにするって
…思いやりです
…優しい気持ちになれば
…世界中が
…変われるかもしれない
旅の記録を残していなかったので、
今回、一部アップさせていただきました
〜 今日もありがとうございました 〜