七ん家

ななんちを癒しの棲家に

 

空蝉のわがうすごろも

 

 

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カメラを手に庭に出ると蝉がジージーとやかましく、頭の上で蝉がブーンと

飛び去る。おしっこかけられなかったかと心配で、頭を振り払った。

南天の木の下でしゃがんで上を見上げると、居ましたね。うつせみ。

我が家の夏の風景、蝉の抜け殻があちらこちらに。

 

空蝉と云えば

 3分で読む源氏物語/空蝉~追う光源氏、逃げる空蝉。二人の恋の行方

 

 

空蝉の身をかへてける木のもとになほ人がらのなつかしきかな

   系図

 

昔、授業で習ったと思うのですが、ちっとも覚えていません。

これを機会に、ちょっとのぞいてみました。

うつせみって、もの悲しい名前です。

貞淑で慎ましい女性だったんですね。

人妻を追いかけるも、むくわれない光源氏というお話でした。

 

こんな暑い夏に読んでもね。

秋に読むと、よろしいかと思います。

  

    …先代のボストンJ君

    …コラーゲンたっぷりと

    …喜んでたよね

 

    …K君にやったらだめよ

    …とおばあちゃん

 

    …釘さされましたね

    …セイさん?

 

 

    …儚い蝉の一生

    …ちゃんと

    …自分の抜け殻を

    …残していくのね

 

    …見習わなくちゃ